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マスラオハエトリ

Thiania suboppressa Strand 1907

国内では奄美大島、沖縄島、宮古島に分布。体長 8 mm 前後。和名は作者の命名、オス同士が取っ組み合いの闘争をすることにちなみ「血気盛んな闘う男」を意味する日本語「益荒男」をあてた (英語では "fighting spider" と呼ばれる)。現在本属 (マスラオハエトリグモ属) に含まれる日本産の種は本種のみである。草本や灌木上に見られる。
[写真のメス個体を提供してくださった山崎健史さんに心より感謝申し上げます。]
 
論文: Suguro T. 2012 Thiania suboppressa Strand 1907 (Araneae: Salticidae), new to Japanese fauna. Acta Arachnologica, 61: 27-30.
オス (奄美大島産)。非常に特徴的な容姿。
メス (奄美大島産)。地色に赤みがある。
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