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ミカヅキハエトリ

Evarcha selenaria Suguro & Yahata 2012

宮古島、石垣島および西表島に分布。体長 7 mm 前後。宮古島ではよく似た近縁種が同所的に生息するため同定には注意が必要。学名・和名は作者らの命名、"selenaria" は「月の・三日月の」を意味するラテン語で、オスの頭胸部の斑紋 (黒地に白いカチューシャ模様) にちなむ。畑や草原、海岸など開けた場所で草本や灌木上に見られる。
[写真の両個体を提供してくださった小野廣記さんに心より感謝申し上げます。]
 
論文: Suguro T. & Yahata K. 2012 A new species of the genus Evarcha (Araneae: Salticidae) from Japan. Acta Arachnologica, 61: 1-4.
オス (西表島産)。カチューシャ模様が特徴的。
メス (西表島産)。白っぽい個体が多く、胸部には放射状斑がある。
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