オガサワラハエトリ

Icius rugosus Suguro & Nagano 2015

小笠原諸島に分布。体長 5 mm 前後。オスの上顎腹面に皺が並ぶという、日本産のハエトリで唯一の特徴をもつ。学名・和名は作者らの命名、"rugosus" は「皺のある」を意味するラテン語で、オスの上顎の特徴にちなむ。小笠原諸島の固有種だと考えられる。現在本属 (ハヤテハエトリグモ属) に含まれる日本産の種は本種のみである。兄島では比較的普通に見られるが、外来爬虫類のグリーンアノールがはびこっている影響か、父島では発見されていない。兄島では乾性低木林の枝葉に見られる。
[写真の両個体は環境省の許可を得た調査で採集しました。]
 
論文: Suguro T. & Nagano H. 2015 A new species of the genus Icius (Araneae: Salticidae) from the Ogasawara Islands, Japan. Acta Arachnologica, 65: 91-95.
 
 

 

オス (兄島産)。褐色系の地に引かれたクリーム色のストライプが特徴的。非常に素早い。
メス (兄島産)。オスとはだいぶ模様が異なる。
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