イナリアリガタハエトリ

Synageles hilarulus (C. L. Koch 1846)

岡山県および広島県から記録あり。体長 3 mm 弱。和名は作者の命名、外雌器の形状が狐の顔を彷彿とさせることに因む。河川敷の草地や湿原などの地表に見られる。雌雄とも橙色のタイプと暗色のタイプがおり、岡山県では、内陸部のやや標高の高い湿原等で橙色のタイプが、平野部の河川敷等で暗色のタイプが得られている。現在のところ同種とみなしている。北海道から記録されている同属のアリガタハエトリとは、生殖器の形態で容易に区別できる。
[写真の両個体の採集に協力してくださった野嶋宏一さんと井原庸さん、メス個体の採集に協力してくださった本多佳子さんに心より感謝申し上げます。]
論文: Suguro, T. 2019 Irura yueluensis (Peng & Yin 1991) and Synageles hilarulus (C. L. Koch 1846) (Araneae: Salticidae), new to Japanese fauna. Acta Arachnologica, 68: 25-30.
オス (岡山県産)。暗色タイプのオスもいる。
メス (岡山県産)。橙色タイプのメスもいる。
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