シロスジカノコハエトリ

Chinattus ogatai Suguro 2014

茨城県以西の本州から記録あり。体長 3 mm 前後。カノコハエトリにも劣らぬ美麗種。学名・和名は作者の命名、学名は副模式標本の採集者緒方清人氏に、和名はカノコハエトリと同属であることとオスの斑紋にちなむ。現在本属 (カノコハエトリグモ属) に含まれる日本産の種は本種を含め 4 種あり、オスは外見で容易に区別できる。メスは互いに似るが、本種は腹部に円形や方形の明斑がないことから区別できる。畑地や河川敷の藁の下に見られる。関東以西には広く分布すると思われ、今後各地から採集されることが期待される。
[写真のメス個体の採集に協力してくださった新井浩司さんと市川武明さんに心より感謝申し上げます。]
論文: Suguro T. 2014 Japanese spiders of the genus Chinattus (Araneae: Salticidae). Acta Arachnologica, 63: 7-14.
オス (茨城県産)。頭部の褐色や全身をめぐる白いストライプが上品で美しい。
メス (神奈川県産)。カタオカハエトリにも似るが、見慣れると本種の頭頂部は短毛によってビロード状のつやがあることによって区別できる。
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